東証、売り買い交錯 1万2400円台 

 27日午前の東京株式市場は、売り買いが交錯して方向感に欠ける展開となり、日経平均株価(225種)は1万2400円台を中心に小幅な値動きで推移した。

 午前終値は前日終値比5円03銭高の1万2476円65銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は0・11ポイント安の1044・31。

 前日の米国株の値上がりや外国為替相場の円安傾向を好感して買い注文が先行したが、当面の利益を確保する売り注文も広がり、平均株価は前日終値とほぼ同じ水準で取引された。

 大手証券によると、27日以降は期末の配当が得られないため、配当目当ての投資家は買いを手控えた。


  • LINEで送る