被災の一部不通区間、運転再開 常磐、石巻両線で約2年ぶり 

亘理―浜吉田間で運行再開された常磐線=16日午前、宮城県亘理町

 JR東日本は16日、東日本大震災で被災し、不通となっていた常磐線亘理(宮城県亘理町)―浜吉田(同)間の5・0キロと、石巻線渡波(宮城県石巻市)―浦宿(同県女川町)間の6・5キロで約2年ぶりに運転を再開した。

 これにより、震災によるJR東の不通区間は245・7キロとなった。

 今回の再開で常磐線は仙台―浜吉田間がつながり、被災者にとって通勤・通学が便利になった。

 亘理―浜吉田間は線路が津波をかぶったため、砂利を敷き直すなどの復旧作業を行った。


  • LINEで送る