走る車内で園児らがイチゴ狩り 和歌山電鉄 

和歌山電鉄の電車内でイチゴ狩りを楽しむ園児ら=14日午前

 和歌山電鉄(和歌山市)は14日、保育園の園児28人を招き、電車内でイチゴ狩りをする1日限りのイベントを開いた。同電鉄沿線の特産をPRし、電車の利用客を拡大するのが狙い。

 園児たちは、イチゴ柄にデザインされた「いちご電車(2両編成)」に乗り、和歌山駅を出発。1車両貸し切りの車内には、和歌山県産のイチゴが植えられたプランターが置かれ、甘い香りが広がった。園児たちは「おいしい」「甘い」と地元の恵みを頬張り、終点の貴志駅(同県紀の川市)までの約30分間のイチゴ狩りを楽しんだ。


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