上方演芸の殿堂「角座」復活へ 跡地に今夏オープン 

 かつて「上方演芸の殿堂」として知られた大阪・道頓堀の劇場「角座」が今年夏、跡地で復活することになった。運営元の松竹芸能(大阪市)が23日発表した。江戸期の芝居小屋を起源とする名門劇場が、本拠地で5年ぶりに再オープンする。

 角座は戦後、落語や漫才などの一大拠点としてにぎわったが、客足の減少で1984年に幕を閉じた。その後にできた「B1角座」も2008年に閉館していた。

 新設の「道頓堀角座」は2階建てビルに開設し、126席。落語や漫才を連日上演する。ビルには松竹芸能本社やタレント養成スクールも入る。


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