棋王戦、横歩取りの戦型に 第2局始まる 

 将棋の郷田真隆棋王(41)に渡辺明竜王(28)が挑戦している第38期棋王戦(共同通信社主催)5番勝負の第2局は23日午前9時、金沢市の北國新聞会館で始まった。

 第1局を制した郷田棋王が、連勝して初防衛に近づくか。渡辺竜王が雪辱してタイに戻すか。

 渡辺竜王の先手番で、戦型は横歩取りとなった。その後は両者、慎重に駒組みを進めている。立会人の橋本崇載八段は「渡辺竜王が3六歩と突いたが、これは主張の強い手。激しい戦いになる可能性がある」と話した。

 持ち時間各4時間で、同日中に決着する予定。


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