双葉町議選、前職7人と元職1人 町長は既に辞職表明 

 福島県双葉町議会(定数8)の解散に伴う町議選は3日投開票され、前職7人と元職1人が当選した。前職8人全員と元職1人が立候補していた。

 東京電力福島第1原発事故で出た汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設の問題で、井戸川克隆町長が昨年11月、福島県知事と地元町村長の協議の場を欠席。これに批判が高まり、前職8人が12月、全会一致で町長の不信任決議を可決したのに対し、町長は議会を解散した。

 改選後の議会で再び不信任の議決があれば町長は失職することになっていたが、町議選告示前日の1月23日に辞職表明。このため今回の町議選の結果により、井戸川町長の立場に影響はない。


  • LINEで送る