広島県議のリコール成立 無免許運転で有罪 

 無免許運転で道交法違反罪の有罪が確定した広島県の正木篤県議(62)=広島市安佐北区=について解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が3日、正木県議の選挙区の安佐北区で行われ、開票の結果、賛成票が有効投票の過半数を占め、リコールが成立した。

 正木県議は失職した。総務省は「都道府県議のリコールは把握していない」としており、全国初とみられる。

 正木県議は2011年4月の県議選に無所属で出馬し初当選。同6月に乗用車の無免許運転で現行犯逮捕され、同9月に広島地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けた。


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