仏軍、マリ世界遺産都市を奪回へ トンブクトゥ 

 【バマコ共同】西アフリカ・マリに軍事介入したフランス軍とマリ軍は27日、イスラム過激派に昨年制圧されたマリ北部の世界遺産の都市トンブクトゥに到達、空港を掌握した。ロイター通信がマリ軍筋の話として伝えた。過激派の大きな抵抗はみられないが、市内に潜伏している可能性があり、奪回に向け慎重に部隊を進めている。

 過激派は歴史的に貴重な文書などを収納したトンブクトゥの建物に放火した。首都バマコに避難中のトンブクトゥの市長が28日、現地からの情報として明かした。多数の文書が焼失した恐れがある。


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