イラン核施設で大爆発と英紙 「施設に被害」当局否定 

 【ロンドン、カイロ共同】28日付英紙タイムズは、イスラエル情報筋の話として、イラン中部フォルドゥの地下核施設で最近、大規模な爆発があり、施設が大きな被害を受けたと報じた。事故か妨害工作かは不明だという。

 一方、国営イラン通信などによると、イランの原子力庁当局者は「全くのうそで、爆発は起きていない」と否定、虚偽の報道で核協議の結果などに影響を与えようとする「欧米の宣伝活動だ」と非難した。

 施設では濃縮度約20%のウランが製造されており、イスラエルや国際社会は核兵器開発につながる恐れがあるとして懸念を示している。


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