センター試験の追試で出題ミス 1問を全員正解扱い 

 大学入試センターは28日、センター試験の追試験で26日に実施した地理歴史・公民の科目「現代社会」の1問について、同じ問題冊子の別の出題文に答えが含まれていたため、全員正解扱いにしたと発表した。

 センターによると、選挙制度に関する問題で、「小選挙区比例代表並立制」の選択肢が正解だった。同じ冊子にある「倫理、政治・経済」の出題文に1994年にこの制度が導入されたことが明記してあり、読み比べれば正解が類推できた。

 100点満点のうち配点は3点。開始前に受験生にミスを周知した。

 追試験は病気などで19、20日のセンター試験を欠席した場合に認められる。


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