クラブ火災、経営者ら逮捕 大統領が遺族弔問 

27日、ブラジル南部サンタマリアで火災の犠牲者遺族を慰めるルセフ大統領(ロイター=共同)

 【リオデジャネイロ共同】ブラジル南部サンタマリアで起きたナイトクラブ火災で、地元警察は28日、クラブ経営者と出火原因となった花火を使用したバンドメンバー2人の計3人を逮捕した。地元メディアが伝えた。逮捕容疑は不明。

 ルセフ大統領は27日、チリでの中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)首脳会合出席を切り上げて現地を訪れ、遺体が収容された体育館で犠牲者の遺族らを弔問した。

 火災は27日未明、バンドメンバーが室内で花火を使用して発生し、客の若者ら少なくとも233人が死亡、131人が負傷した。


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