チャベス大統領の肺感染症完治 別の治療で帰国時期未定 

ベネズエラのチャベス大統領(AP=共同)

 【サンティアゴ共同】キューバでがん治療中のベネズエラの反米左翼、チャベス大統領(58)について、同国のビジェガス情報相は26日、訪問先のチリ・サンティアゴで記者会見し、チャベス氏ががん手術後に患った肺感染症が完治したことを明らかにした。別の治療を受けるため、帰国時期は依然未定としている。

 ビジェガス氏やマドゥロ副大統領らは中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)首脳会合などのためチリを訪問中。マドゥロ氏はこれに先立ち、キューバでチャベス氏と面会した。ビジェガス氏によると、マドゥロ氏はチャベス氏が数週間以内に帰国できるとの見方を示しているという。


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