2013年1月12日 10:20 | 無料公開
ソフトバンクが、完全子会社化した通信会社イー・アクセス(イー・モバイル)株に関し、議決権のある株の約67%を月内にも韓国サムスン電子など国内外の11社に売却する方向で調整していることが12日、分かった。 ソフトバンクは、1日の子会社化により、イー・アクセスの持つ携帯電話の周波数帯を獲得。ただ、総務省が周波数帯を公平に配分する観点から問題視したため、議決権ベースの出資比率を下げる方針を決めていた。 約67%の売却は、ソフトバンクの議決権ベースでの出資比率を3分の1未満に抑える総務省の意向に沿う内容だ。 ソフトバンクは、イー・アクセス株の大半を議決権のない株とする。