12年中国成長率7・7% 当局者、13年目標も示唆 

 【北京共同】中国国家発展改革委員会の張暁強副主任は11日、2012年通年の国内総生産(GDP)成長率は7・7%程度だったとの見解を経済フォーラムで明らかにした。国営通信新華社が伝えた。政府目標の7・5%は上回るが、13年ぶりに8%を割り込んだとみられる。

 張副主任は13年の成長率は7・5%程度との予測を示し、政府が13年の成長率目標を12年と同じ7・5%に設定したことを示唆した。市場関係者の間では13年の成長率は8%を上回るとの予想が強い。

 中国政府は成長率目標を05~11年に7年連続8%に設定したが、世界経済が減速する中、12年は7・5%に引き下げた。


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