ビール、13年2%前後販売減少 大手4社予測 

 ビール大手4社の2013年の発泡酒や「第三のビール」を含むビール類の販売計画が11日、出そろった。14年の消費税増税を控えて、住宅や車などに消費が流れるとの見方から、各社とも13年はビール類市場全体が前年比2%前後のマイナスになると予測。価格が割安な第三のビールに力を入れる方針だ。

 販売計画では、アサヒビールとサントリー酒類、サッポロビールの3社が小幅のプラス目標を掲げたが、キリンは1・2%の減少を見込む。4社合計では0・6%増の4億3530万ケース(1ケースは大瓶20本換算)とほぼ横ばいで、慎重な姿勢がうかがえる。


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