街角景気2カ月連続で改善 安倍政権でマインド好転 

 内閣府が11日発表した2012年12月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景気実感を示す現状判断指数は前月比5・8ポイント上昇の45・8となり、2カ月連続で改善。金融政策や公共投資拡大を重視する安倍政権への期待や円安株高を背景にマインドが好転した。

 景気の現状判断は「このところ持ち直しの兆しがみられる」とし、9カ月ぶりに上方修正した。

 指数を構成する3指標はすべて改善。家計関連は気温低下による冬物商品の好調で6・3ポイント上がった。企業関連は受注や採算の改善により5・0ポイント上昇。雇用関連は年末や年度末に向けた求人増で4・0ポイント上がった。


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