昨年の有感地震3千回余 大震災の余震が6割 

 気象庁は10日、昨年1年間に発生した震度1以上(有感)の地震は3139回だったと発表した。うち6割に当たる1872回が東日本大震災の余震とみられる。

 大震災の発生した2011年の1万487回に比べ大幅に減ったが、震災前年までの10年間(01~10年)の年平均1720・3回の約1・8倍に達している。

 同庁は「余震は少なくなってきているが、まれに強い地震が起きることもあり、引き続き警戒してほしい」としている。

 昨年の有感地震の震度別は、5強が4回▽5弱は12回▽4は65回▽3が232回▽2は816回▽1は2010回。6弱以上はなかった。


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