結審直後に再び万引、男に実刑 裁判員、2カ月経て法廷に 

 万引事件で強盗致傷罪に問われ、昨年11月の裁判員裁判の結審直後、再び万引をして現行犯逮捕された東京都武蔵野市の卸売業安村信男被告(49)に、東京地裁(大善文男裁判長)は10日、懲役3年6月(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

 逮捕によって結審翌日に予定されていた判決は延期され、裁判員は約2カ月を経て法廷に戻る異例の事態となった。被告は再開した9日の公判で「二度手間になり、裁判員には申し訳ない」と謝罪していた。


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