鹿児島、バス乗務放棄で出勤停止 寝過ごしも、処分非公表 

 鹿児島市営バスの40代の男性運転手が、乗務中に乗客を残したままバスを離れる職務放棄があったとして、15日間の出勤停止処分を受けていたことが10日、鹿児島市交通局への情報公開請求で開示された文書などで分かった。

 開示資料によると、2008年から昨年末までの5年間で、出勤停止や減給、訓戒などの処分を受けた交通局の職員は監督責任を除き18人。うち、職務放棄のほか、休憩中に寝過ごしてバスを遅延させ減給処分を受けた男性運転手2人、訓戒などを受けた6人の処分は公表していなかった。

 出勤停止や減給は懲戒処分に相当する。


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