ひったくり、大阪がワースト 2年連続 

 大阪府内の2012年のひったくり認知件数は1687件で、前年に比べ4・2%減少したが、2年連続で全国ワーストを記録した。

 府警によると、埼玉県1309件、千葉県1173件と続き、11年にワーストを競り合った東京都は大幅に減らし、904件の5位だった。

 また、大阪府の路上強盗の認知件数は、前年比35・2%増の284件。このうち3割が、かばんを奪って転倒させるなど、ひったくりから“発展”したものだった。

 府警が近年の犯行を分析した結果、犯行の前後でヘルメットや衣服を替えるなど手が込んでおり、同じ場所では繰り返さないなどの特徴がある。


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