東京都の猪瀬新知事が初登庁 国できないこと全部やる 

 16日投開票の東京都知事選で当選した猪瀬直樹氏(66)が18日就任し、初登庁した。猪瀬知事は職員へのあいさつで「東京は日本の心臓だ。日本列島全体を支え、沈没を防ぐ役割がある。国ができないことを全部やる」と決意を述べた。

 午前10時ごろ、正面玄関に到着。東京消防庁音楽隊演奏の東京都歌が流れる中、職員ら約千人に拍手で迎えられた。庁舎内で物産展を開いている福島県の関係者がコメやリンゴを手渡すと「今後も支援します」と笑顔で応えた。

 知事の執務室で初めて椅子に腰掛け「新しい発想で都政をスピーディーに改革していく。改革のスピードに合わせて座り心地も良くなっていくだろう」と述べた。


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