東証、一時9600円台 7カ月半ぶり、米株高で 

一時9600円台を回復した日経平均株価を示すボード=12日午前、東京・八重洲

 12日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、取引時間中としては4月27日以来、約7カ月半ぶりに9600円台を回復して取引が始まった。前日の米株高を好感したが、その後は伸び悩み、9500円台後半で一進一退となった。

 午前終値は前日終値比44円76銭高の9570円08銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は4・19ポイント高の790・26。

 円安傾向が続いていることも、買い材料となった。自動車や電機など主力の輸出関連株を中心に、幅広い銘柄が値上がりした。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見気分も強かった。


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