2012年12月12日 11:55 | 無料公開
一時9600円台を回復した日経平均株価を示すボード=12日午前、東京・八重洲
12日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、取引時間中としては4月27日以来、約7カ月半ぶりに9600円台を回復して取引が始まった。前日の米株高を好感したが、その後は伸び悩み、9500円台後半で一進一退となった。
午前終値は前日終値比44円76銭高の9570円08銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は4・19ポイント高の790・26。
円安傾向が続いていることも、買い材料となった。自動車や電機など主力の輸出関連株を中心に、幅広い銘柄が値上がりした。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見気分も強かった。