2012年12月12日 06:30 | 無料公開
10日、オーストラリアのテレビのインタビューに応じるラジオ局のDJ2人(AP=共同)
【シドニー共同】妊娠した英国のキャサリン妃が入院していたロンドンの病院の女性看護師が、オーストラリアのラジオ局からの偽電話に応対後、自殺したとみられる問題で同局の運営会社は11日、年末までの広告関連収入を看護師の遺族に全額寄付すると発表した。
同社は、自粛していたラジオ局の広告放送を13日から再開する一方、広告で得られる年末までの全収益を提供する。最低でも50万豪ドル(約4300万円)は支払うとしている。
同局のDJ2人はエリザベス女王らに成り済まして病院に電話をかけて妃の体調などを聞き出し、録音した電話の音声を放送、世界中のメディアで話題となっていた。