規制委は「非嫡出子みたい」 国会承認ないと石川県知事 

 北陸電力志賀原発1、2号機が立地する石川県の谷本正憲知事は11日、原子力規制委員会について、報道陣に「国会で承認を受けていない」などと語った上で、婚姻届を出さない事実婚の両親から生まれた「非嫡出子」に例えた。

 谷本知事は、規制委が10日に日本原子力発電敦賀原発(福井県)の敷地内の断層を活断層の可能性が高いと判断したのを受け、11日午前に県庁内で取材に応じた。その際「委員は国会で承認を受けていない。いわば非嫡出子みたいな感じ」と語った。

 知事は午後にあらためて取材に応対。発言について「総選挙後に国会が始まれば、承認手続きをまずやるべきだという意味」と説明した。


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