米、イスラエルの自衛権尊重 沈静化努力も強調 

 【バンコク共同】ローズ米大統領副補佐官は17日、イスラエル軍地上部隊によるパレスチナ自治区ガザ侵攻の可能性が伝えられることについて「イスラエルには自衛権がある」と述べ、同国の決定を尊重する意向を示した。一方、イスラエルとの間で沈静化に向けた方策を話し合うなど、外交努力を続けていることも強調した。

 タイ、ミャンマー、カンボジア歴訪に向かうオバマ大統領の専用機内で同行記者団に語った。

 ローズ氏は、問題の発端になったのはイスラエルの市街地に向けたガザからの攻撃だと主張し、イスラム原理主義組織ハマスを批判。ハマスへの武器供与に強く反対する考えを示した。


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