仏、シリア反体制派の大使承認へ アサド氏退陣へ圧力 

 【パリ共同】フランス公共ラジオによると、オランド大統領は17日、シリア反体制派の統一組織「シリア国民連合」の代表を、将来的に「駐フランス大使」として受け入れると表明した。

 同連合のハティーブ議長とパリで会談した後に述べた。反体制派との内戦を続けるシリアのアサド大統領退陣に向けた圧力をさらに強化、反体制派による暫定政権樹立に期待を示した形だ。

 オランド氏は13日の記者会見で、同連合を「唯一、正統なシリア人の代表」とし、欧米で初めて正式に「唯一の代表」と承認している。


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