政権交代でも対話継続望む 総連紙、北朝鮮の立場示唆 

 【ウランバートル共同】在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」(電子版)は17日、「衆院選を経て日本で誰が政権を担当しようと、両国間に対話の窓が開かれた事実は変わらない」として、モンゴル・ウランバートルでの日朝協議の意義を強調する記事を掲載した。

 記事は協議の北朝鮮代表団に同行している記者が執筆。日本で政権交代があっても、北朝鮮が政府間対話の継続を希望していることを示唆した。

 記事は、双方が今回の協議で「個々の懸案解決ではなく、大きな流れをつくり出すのに主眼を置いた」と分析。日朝関係の手詰まり打開に向け「双方が適切なアプローチをした」と評価した。


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