2012年11月17日 09:41 | 無料公開
ベイナー下院議長(左)やリード上院院内総務(右)ら議会の与野党トップとホワイトハウスで会談するオバマ米大統領=16日、ワシントン市内(UPI=共同)
【ワシントン共同】オバマ米大統領は16日、ホワイトハウスで議会の与野党トップと再選後初めて会談し、減税失効と歳出削減が年明けに重なる「財政の崖」の早期解消が必要との認識で一致した。担当者レベルで協議した後に、月末にも再会談する見通し。
会談に同席したガイトナー財務長官は、終了後に出演した米ブルームバーグテレビの番組で「数週間以内に解決できる」と述べ、早期の合意が可能だとの見方を示した。
年内に枠組みの数値目標合意までこぎ着け、具体策の協議は年明けの新議会招集まで持ち越すとの見方が出ている。