2012年11月16日 23:55 | 無料公開
【ベルリン共同】スウェーデンの家具大手イケアは16日、1980年代に東ドイツ(当時)で同社の下請け会社が強制労働に従事させられていた政治犯らを使い、家具を生産していたことを明らかにした上で謝罪した。スウェーデンのメディアで疑惑が報じられ、第三者による調査を進めていた。 英BBC放送によると、イケアは70年代に東ドイツ政府と契約を結び、東ドイツで家具生産を行っていた。同社代表はベルリンで記者会見し「政治犯を生産に動員するようなことは決して受け入れられない」と述べた。