中国、東シナ海に大型海洋監視船 尖閣巡視強化か 

 【北京共同】16日の新華社電によると、中国国家海洋局は14日、3千トン級の大型海洋監視船「海監137」を、東シナ海を管轄する海監東海総隊に配備した。東シナ海で海洋権益保護のための定期パトロール任務に当たるとしており、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺での巡視態勢を強化するとみられる。

 中国当局は日本政府による尖閣国有化への対抗措置として海洋調査船を連日、尖閣周辺海域に派遣している。

 別の3千トン級監視船「海監110」もこのほど配備され黄海でパトロールを行っているという。


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