イスラエル、ガザ地上侵攻へ準備 兵士2万~3万人規模 

15日、イスラエル南部のパレスチナ自治区ガザとの境界近くで、装甲車に乗るイスラエル軍兵士(AP=共同)

 【エルサレム、ガザ市共同】イスラエル軍は16日、同国の商都テルアビブに15日夜、パレスチナ自治区ガザからロケット弾が飛来したことを受け、五つの旅団にガザ周辺に展開し、ガザ侵攻の準備を行うよう指示した。兵士2万~3万人規模とみられる。軍は16日、予備役兵士3万人のうち1万6千人の招集も始めた。地元メディアが伝えた。

 軍は16日もガザの武装組織のロケット砲台などへの空爆を継続、ガザへの攻撃は3日連続となった。イスラエル放送によると、テルアビブで16日、ガザからロケット弾2発が飛来、うち1発が地上部分に着弾したのが確認された。負傷者はいないもよう。


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