2012年11月16日 06:28 | 無料公開
15日、イスラエル中部テルアビブで声明を発表するネタニヤフ首相(ロイター=共同)
【テルアビブ共同】イスラエル軍などによると、イスラエル随一の商業都市である中部テルアビブに15日夜、パレスチナ自治区ガザから発射されたロケット弾2発が飛来、爆発音が聞こえた。被害はなかったが、イスラエルのテレビ局は15日、ロケット弾攻撃の激化を受けイスラエル軍が16日にガザ地上侵攻を行う見通しだと報じた。
ガザのロケット弾が約70キロ北にあるテルアビブに飛来したのは初めて。イスラエル経済、文化の中心であるテルアビブなどの人口約200万人が、ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスが保有するロケット弾の射程に入ったことを意味し、政府にとって大きな衝撃。