上越新幹線、開業30周年 累計8億人運ぶ 

30周年を迎える上越新幹線で、開業時から走る200系=13日、JR東京駅

 首都圏と日本海側を高速で結ぶ上越新幹線が、1982年11月に大宮―新潟(303・6キロ)で開業して15日で30周年。「あさひ」「とき」「たにがわ」の愛称で親しまれ、今年9月までに累計約8億5千万人の乗客を運んだ。

 東京―大宮(30・3キロ)は東北新幹線に乗り入れている。あさひの名称は現在、使っていない。

 豪雪地帯を走るため、越後湯沢駅(新潟県湯沢町)以北で線路に温水をまくスプリンクラーを整備。車両先頭部に雪をかき分ける装置を付けた。冬季限定でスキー場と直結するガーラ湯沢駅(同町)も90年に開業した。

 94年には、オール2階建てのE1系「Max」がデビューした。


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