東京でもオスプレイ抗議集会 「憤り、悲しみ頂点」 

オスプレイの米軍普天間飛行場配備に反対し、米国大使館周辺でデモ行進する参加者=4日午後、東京都港区

 米軍新型輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備に抗議する集会が4日、東京都港区の芝公園で開かれ、参加した約4千人(主催者発表)が怒りの声を上げた。

 普天間飛行場のゲート前で抗議行動をしてきた沖縄平和運動センター事務局長の山城博治さん(60)は壇上で「憤りや悲しみは頂点に達した。沖縄は日米の軍事植民地と化している」と訴えた。宜野湾市議の桃原功さん(54)は、米兵が起こしたとされる住居侵入事件を挙げ「県民は家で寝ることもできない。いつまで我慢すればいいのか」と述べた。

 市民団体「フォーラム平和・人権・環境」などが主催した。


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