石巻の高校生、週末にカフェ開く 「自然の魅力伝えたい」 

宮城県石巻市役所にオープンした、地元の高校生たちが運営するカフェ=3日午後

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県石巻市で、地元の高校生が企画、運営するカフェが3日、市役所1階の空きスペースにオープンした。「石巻の自然の魅力を発信したい」との思いを込めて地元の素材にこだわったメニューを提供、初日から多くの客でにぎわった。

 日本財団などの公募で、石巻市や近隣市町の高校から集まった38人が週末限定で運営する。店名はいしのまきカフェ「 」(かぎかっこ)。

 メニューは、石巻で盛んに食べられる鯨を使ったソースの野菜スティック、名産の桃生茶、地元で採れた野菜と果物のスムージーなど、自慢の食材にこだわっている。


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