23校の学部など設置認める答申 既存大学の改革は認可 

 文部科学省は2日、大学設置・学校法人審議会が、公私立大の延べ23校が来年度に予定していた学部や学科、大学院の新設などを認める答申をしたと発表した。答申は1日付。

 文科省によると、田中真紀子文科相は札幌保健医療大(札幌市)、秋田公立美術大(秋田市)、岡崎女子大(愛知県岡崎市)の新設は認めないが、既存の大学の改革は必要だとして学部や大学院の再編は認可する。

 大学の学部設置は、看護学部を置く関東学院大(横浜市)など6校で、学科設置は3校。通信教育の開設が1校で、短大の学科設置が1校だった。


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