日本海側「秋の嵐」 低気圧が急速に発達 

 日本海を急速に発達しながら進む低気圧の影響で1日、東北の日本海側や北陸を中心に強風が吹く荒れ模様となった。気象庁は2日にかけて暴風と高波に警戒するよう呼び掛けた。

 最大瞬間風速は、石川県羽咋市で27・0m、新潟県佐渡市で26・0m、山形県酒田市では25・4mを観測。山陰でも風が強まった。

 低気圧の周辺では大気の状態が不安定になるため、激しい雷雨となる所がある見込み。竜巻などの突風や落雷にも注意が必要だ。

 気象庁によると、低気圧は秋田沖で前線を伴い急発達。2日明け方にかけて東北北部を通過し、その後に日本付近は一時的に強い冬型の気圧配置になる見込み。


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