住民に暴言の元署長減給、群馬 酒酔いで火災現場 

 群馬県警は1日、管内で発生した火災の現場で近隣住民に暴言を吐いた上、制止しようとした部下の頭を殴ったとして、吾妻署の元署長林和夫警視(58)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。

 県警によると、林警視は10月20日夜、酒に酔った状態で同県高山村の火災現場に到着。近隣の住宅に入って「避難しろ」と言い、火事が消えそうなので必要ないと住民が説明すると「なんでそんなことが言えるんだ」などと怒鳴った。

 さらに、暴言を止めようとした吾妻署の生活安全課長(54)の頭を平手で殴った。

 県警は10月25日付で林警視を警務部付に更迭、所属長ポストから外した。


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