旅客機がいる滑走路を離陸 屋久島空港で個人ヘリ 

 31日午前11時15分ごろ、鹿児島県の屋久島空港で、着陸した鹿児島発日本エアコミューター(JAC)3745便ボンバルディアDHC8―Q400(乗客乗員38人)がまだ滑走路上にいるのに、同じ滑走路から個人の1人乗りヘリコプターが離陸するトラブルがあった。

 国土交通省は事故につながりかねない重大インシデントと判断、運輸安全委員会が調査する。

 国交省によると、屋久島空港は誘導路がなく、JAC機は滑走路を走行し駐機場に向かっていた。ヘリはJAC機の着陸後に低空で滑走路に進入。接触の危険があるためJAC機が滑走路外に出るのを待たなければならないのに、離陸して種子島空港に向かった。


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