携帯大手、競争激化で全社減益 9月中間決算 

 携帯電話大手3社の2012年9月中間連結決算が31日、出そろった。スマートフォン(多機能携帯電話)の販売競争激化による割引サービス拡充などが響き、全社が減益となった。

 31日に発表したソフトバンクは、純利益が前年同期比22・0%減の1694億円だった。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」販売は引き続き好調で、売上高は3・3%増の1兆5861億円だった。

 NTTドコモも増収だったが、純利益は4・4%減の2858億円。通期の純利益予想も下方修正した。

 KDDI(au)は、純利益が43・1%減の797億円。売上高も0・2%減の減収減益だった。


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