Jアラートの再訓練トラブル発生 11市町村で 

 総務省消防庁が31日午前に実施した全国瞬時警報システム(Jアラート)の再訓練で、防災行政無線から音声が流れないなど何らかのトラブルが11市町村で起きていたことが共同通信社の取材で分かった。機器の不具合や設定ミスが原因とみられ、消防庁は訓練結果や改善策を11月7日までに報告するよう要請した。

 Jアラートは地震や津波、テロなどの緊急情報を国から地方自治体に伝えるのが目的。再訓練は9月の訓練でトラブルがあった自治体のうち128市町村が参加した。

 長野県天龍村などでは音声が流れず、高知県土佐市でも一部のスピーカーの故障で放送できなかった。


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