2012年10月31日 17:43 | 無料公開
文部科学省は３１日、２０１０年度に全国の小学生が図書館から借りた本が１人当たり２６・０冊で、１９７４年度の調査開始以来、最も多くなったとする調査結果を発表した。前回の０７年度調査の１８・８冊から大幅に伸びた。国民全体の１人当たりの年間貸し出し数も５・４冊（前回４・９冊）と過去最高。 文科省は「漫画で歴史を教える本など読みやすい本が図書館に増えたためではないか」と分析。各館が借りられる冊数の上限の引き上げや、景気低迷による新刊本買い控えも背景にあるとみられる。学校の図書室は対象外。 調査によると、全国の公立図書館が１０年度に貸し出した本は６億６３６０万冊。
