イラン人女性弁護士、医療施設に サハロフ賞の人権活動家 

 【テヘラン共同】欧州連合(EU)の欧州議会が優れた人権擁護活動に対して贈るサハロフ賞の受賞が決まったイランの女性弁護士ナスリン・ソトゥーデさん(49)が10月中旬から服役中の刑務所でハンガーストライキを行い、体調を崩して医療施設に収容されていることが分かった。

 28日に面会したソトゥーデさんの夫で、グラフィックデザイナーのレザ・カンダン氏(48)が30日、明らかにした。

 ソトゥーデさんはハンストをした理由として、司法当局が明確な説明をせずにカンダン氏や娘(12)の国外渡航を禁止したことや、家族との面会が制限されていることに抗議するためだと説明。


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