宮城知事、指定廃棄物で要望 合意形成など6項目 

長浜環境相(右)に要望を伝える宮城県の村井嘉浩知事=30日午前、環境省

 宮城県の村井嘉浩知事は30日、東京電力福島第1原発事故により県内で発生した「指定廃棄物」の最終処分場候補地の選定について、長浜博行環境相と環境省で会談。地元住民との合意形成や地域振興策など6項目の要望を伝えた。長浜氏は「真摯に受け止め、復旧復興のため努力していく」と応えた。

 処分場候補地をめぐっては、環境省が栃木県矢板市と茨城県高萩市に打診する際、事前協議をせずに結果のみを直前に通知したため、両市から「唐突だ」と批判が出ていた。


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