米大統領がハリケーン接近で会見 「大変な嵐になる」 

29日、ホワイトハウスでハリケーン「サンディ」について記者会見するオバマ米大統領(UPI=共同)

 【ワシントン共同】オバマ米大統領は29日、ハリケーン「サンディ」が首都ワシントンやニューヨークに接近していることを受け、ホワイトハウスで緊急記者会見し「大変な嵐になる」と述べ、当局から避難勧告があった場合は即座に従うよう国民に求めた。

 また来月6日に迫った大統領選への影響を問われ「今、最も重要なのは人々の命を守ることだ。気にしているのは(国民の)家族や経済への影響だ」と強調。当面はハリケーン対応に集中する姿勢をアピールした。

 大統領は連邦緊急事態管理局(FEMA)なども24時間態勢で対応しているとして「準備はできている」と自信を示した。


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