2012年10月30日 00:43 | 無料公開
【ロサンゼルス共同】2010年1月に大地震に見舞われたカリブ海のハイチで国連平和維持活動(PKO)を終えた陸上自衛隊が、現地で使用した重機の扱い方をハイチの人々に指導している。昨年の武器輸出三原則の緩和により、自衛隊の重機を他国に供与できるようになったため、ハイチに残して活用してもらう考えだ。 首都ポルトープランス郊外の自衛隊宿営地。ハイチ公共事業省から派遣された女性、バンサン・ネルランドさん(25)が自衛隊員からショベルカーの動かし方を教わっていた。 自衛隊は地震発生翌月から現地入り。約40両の重機を持ち込み、がれき撤去や道路補修をしてきた。