前原氏「事務の実態ある」 秘書宅の後援会事務所 

報道陣の質問に答える前原国家戦略相=29日午後、内閣府 

 前原誠司国家戦略担当相(京都2区)の政治団体「まえはら誠司東京後援会」が私設秘書の自宅マンションを「主たる事務所」として届け出て経費を計上していたことについて、前原氏は29日午後、都内で記者団に「事務の実態があり、問題ない」と述べた。

 前原氏によると、東京後援会は東京での年1回の政治資金パーティー開催が主な業務。企画やパーティー券販売を私設秘書が担当し、券の発送や名簿管理は地元・京都市の事務所に委託していた。

 政治資金収支報告書に記載されている05年からの6年間で1千万円超の人件費や事務所費は、京都の事務所への委託費だった、と前原氏は説明した。


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