生き埋めで作業員2人の救助開始 高知の事故 

 高知市朝倉横町の下水管工事現場で男性作業員2人が生き埋めになった事故で、建設業者らが28日、縦穴内にたまった地下水の排水や土砂を固める薬剤注入の作業を続けた。同日深夜になり地下水流入は止まり、高知市消防局のレスキュー隊員が29日午前1時5分ごろから救助を開始した。

 市消防局などによると、生き埋めになった作業員の吉田勉さん(49)と松永二三生さん(63)=いずれも松山市=が掘削していた横穴から地下水があふれ出し、深さ約10メートルの縦穴は一時深さ約5メートルまで浸水した。


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