高知の生き埋め、救助難航 排水や薬剤注入を継続 

生き埋めになった男性2人の救助へ向けて作業が続く事故現場付近=28日午後2時40分、高知市

 高知市朝倉横町の下水管工事現場で男性作業員2人が生き埋めになった事故で、建設業者らが28日、縦穴内にたまった地下水の排水や土砂を固める薬剤注入の作業を継続したが、地下水流入は続いており、救助は難航している。

 高知市消防局などによると、生き埋めになった作業員の吉田勉さん(49)と松永二三生さん(63)=いずれも松山市=が掘削していた横穴から地下水があふれ出し、深さ約10メートルの縦穴は一時深さ約5メートルまで浸水した。


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