街路灯折れ、女性けが 山形、老朽化で腐食か 

折れて女性にあたった鉄製の街路灯=27日午後、山形県米沢市

 山形県警によると、27日午後1時35分ごろ、同県米沢市駅前の歩道で鉄製の街路灯(全長5・75メートル、直径10センチ)が突然折れ、信号待ちをしていた埼玉県上尾市緑丘の女性(72)の頭部に当たった。女性は病院に運ばれた。脳挫傷を負ったが、意識ははっきりしているという。

 米沢署によると、街路灯は駅前ロータリーの向かいにあり、駅前商店街振興組合が設置。老朽化のため下部が腐食し倒れたとみて、管理に問題がなかったか調べている。

 商店街関係者は「街路灯は10年ほど前、別の場所から移設された」と話している。

 女性は友人夫婦と米沢市を観光で訪れていた。


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